運動中の水分補給はお忘れなく

水分補給は大切

水分補給が大切だということは多くの人が知っているでしょうが、これは重大な病気を予防するためです。
もし脱水症状が起きてしまうと熱中症や心筋梗塞になってしまう可能性があります。
これによって突然死してしまうこともあるため、特に中高年は注意しましょう。
たとえば、サッカーやジョギング、登山などの際に急に倒れてしまうケースが報告されています。

脱水症状が起きてしまうことはよく知られているにも関わらず、未だに脱水症状で倒れる人はたくさんいます。
それは、水分補給をすることの目的をきちんと理解していない人が多いからです。
運動中に水分補給をするのは脱水症を予防するため、体温を下げるため、栄養を補うためです。
これらの要因は相互に関係しており、どれかが欠けてしまってはいけないのです。

健康のために中高年が運動を始めることが多いのですが、そういう人はそもそも病気のリスクが高いです。
そのため、普通の人以上に水分補給を心がけなければいけません。

効果的な水分補給の方法

水分補給をする際には一度に大量の水分を摂取するのではなくて、2口や3口ずつこまめに摂取することが重要です。
特に夏場は、運動をする前にも水分を飲んでおき、脱水症の対策をしておきましょう。
ペースとしては20~30分に1回程度は水分をしっかりと摂取しておくべきです。

また、体温調整をするために水を飲むのであれば、冷えているものを飲むことが大切です。
できるだけ飲み物は冷やしてから飲むようにしましょう。
たとえば、外で運動をする際には飲み物は日陰においておきましょう。

さらに水分補給では栄養補給をするという観点も大切であり、そのためにはスポーツドリンクが適しています。
あるいは梅干しや塩飴などを用意して、それを水を一緒に摂るという方法も良いでしょう。
このように水分補給をすることの目的をきちんと理解して、それに合わせた飲み方を心がけるべきです。

ゴルフをする人は注意

中高年の方が特にはまっていることが多いのはゴルフですが、実はこのスポーツによって心筋梗塞になるケースがよくあります。
ゴルフは年をとってからでも楽に行えるスポーツと思われがちです。
しかし、実際には18ホール全部回るとなるとかなりの距離を歩くことになります。
コースの中にはアップダウンの激しい場所もあり、小走りをしなければいけないこともあります。

そうなると、普段運動不足の人にとってはかなりの運動量となり、途中でたくさん汗をかくこともあるでしょう。
そのときにきちんと水分補給をできていないと体調が悪くなってしまいます。
数人でプレーするため、思うように水分補給ができないこともあります。

ゴルフのときには脱水症が起きやすいことを自覚して、しっかりと水分補給しましょう。
一見、軽い運動と思われているものでも、どんどん水分が体から減少してしまうのです。

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