運動不足はメタボリックシンドロームよりも高リスク

運動不足はリスクが高い

運動不足になっている人はたくさんいるのですが、そのような状態が続くことはさまざまなリスクがあります。
たとえば、運動不足は喫煙や高血圧、糖尿病などの人よりも高いリスクがあるという研究もあるのです。
メタボの人よりも運動不足の人の方がリスクが高いとされているのです。

そのため、現在、あまり運動していない人はできるだけ運動をする習慣を作りましょう。
しかし、運動といってもいろいろな種類があるため、一体何をすればいいのか分からない人もいるでしょう。
そこでおすすめの運動が有酸素運動なのです。

有酸素運動をすることによって、寿命を延ばすことができるとされています。
ウォーキングのような有酸素運動を週に3~5回以上行うことが推奨されているのです。
基本的にはややきつい運動が一番効果的であり、安全とされています。
たとえば、高齢の人であっても、運動をすることでさまざまな恩恵を受けられます。

運動強度と死亡リスクの関係

運動の強度と死亡リスクについての研究が行われているのですが、これによると運動強度が高いほど死亡リスクが低下することが分かっています。
たとえば、70歳以上の人の場合は運動強度の高い人の方が普通の人よりも30%ほど死亡リスクが低下しているのです。
運動の習慣があると、どんどん運動強度を高めていくことができ、より健康になっていくのです。

高齢になるとちょっとした運動をすることもなくなってしまい、普段の生活で体を動かすことすらなくなります。
そうなると身体の衰えがどんどん深刻な状態になっていくでしょう。
高齢だから運動はできないものだと諦めてしまってはいけないのです。
実際に高齢でもとても健康であり、さまざまな運動をしている人はたくさんいます。

運動による効果

運動をすることによって、さまざまな効果があることが分かっています。
たとえば、体重や血圧、血糖値を低下させることができ、さらにインスリン感受性の改善効果があります。
運動によって骨の健康を改善することができ、生活の質が向上することも分かっています。
また、運動がストレスを軽減させてくれ、うつ病や睡眠の状態を改善できます。

さらに、運動によって8種類のがんを予防する効果があるという報告もあります。
認知症のリスクを軽減することもできるでしょう。
変形関節症になっている人は、運動をすることで痛みを軽減できます。
運動をすれば、転倒することが減り、仮に転倒したとしても怪我をするリスクを減らせます。

このような効果はたった10分間の運動からももたらされるものなのです。
特に運動の内容として有酸素運動はおすすめであり、特別な準備をしなくても気軽に始めることができます。
もちろん無理をするべきではなく、最初は軽度の運動から初めて、徐々に負担の大きな運動へと移行していきましょう。

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