肩痩せに効くストレッチ方法をご紹介

肩幅が広くなる原因

肩幅が広いと、痩せていても太って見えてしまいます。
広く見える原因としては、肩関節の歪みがあります。
歪むのは生活習慣が影響しており、長いデスクワーク、猫背などがあり、またバックを肩にかけて移動する人も、その重さで歪ませます。

ただ肩関節が歪むだけでは、肩が広く見えるようにはなりません。
その歪みによって、肩周辺の血行が悪くなり、老廃物が肩の周りに溜まっていきます。
老廃物によって、肩がむくんでしまい、パンパンになるので、肩が広がって見えるようになるのです。

関節の歪みは肩こりも起こしやすく、日本人は特に猫背になりやすい骨格をしているために、肩こりにもなりやすく、肩も広くみえやすいです。
肩という部分は、普段の生活ではあまり動かさないパーツでもあり、これも肩こりを起こしやすく、肩が広く見えやすくします。

そこで、肩が広く見えるのを解消しようと思うならば、肩を使うようなストレッチが効果的です。
ストレッチによって、肩周辺の筋肉バランスを整え、筋肉が柔らかくなり、肩関節の歪みを直します。
肩の筋肉を動かせば、血行も良くなり、溜まっている老廃物を取り除けます。

肩痩せストレッチの方法

・肩回しストレッチ

これは誰でも簡単に行えるストレッチです。
背筋を伸ばした状態にして、両手を肩に乗せます。
この状態で肩を回すようにしますが、回すときは、回しながら胸の前で両肘をくっつるようにして、肩を回します。
前回しで5回回し、後ろ回しでも5回回し、後ろ回しのときは肘はくっつけれらないので、普通に回します。
前回しと後ろ回しを、それぞれ肩が温まるぐらいまで何回か行います。

・パタパタストレッチ

名前の通り、両手を後ろに持っていき、パタパタする運動です。
パタパタといっても、腕を広げたりくっつけたりするのです。
背筋を伸ばして立ち、腕を後ろに持っていき伸ばし、手のひらは内側に向けます。
呼吸でリズムを取りながら、両手をパタパタと、広げて近づける動作を繰り返します。
パタパタする動作を30秒から60秒ほど行います。
地味な運動となりますが、60秒行うと意外に負担が大きく、肩痩せに効果があります。

・タオルで肩痩せストレッチ

背筋を伸ばして、旗幅ぐらいに両腕を離し、タオルの端をそれぞれ左右の手で握ります。
タオルを握ったまま、腕を上に上げていきます。
息を吐きながら、頭の後ろをタオルを通過させて、後頭部付近まで腕を下ろします。
手だけでなく、腕全体を動かして、タオルを後頭部付近まで移動させます。
最後に息を吐いていき、腕を伸ばしてタオルを持ち上げます。
この腕を下げて上げる運動を、10回1セットとして2セット行います。
タオルを使いながら行った方が肩や腕を動かしやすいですが、もしも肩に痛みがあれば、タオル無しで行うようにします。