歩くだけでも運動になります
歩くということの効果と恩恵
ウォーキングというと、なんだか効果があるような気がしてくるでしょう。
ですが、歩くというと、運動とは思っていなかったりするのは不思議です。
歩くということは、普段では気がつくことのない自然の変化にも目がいくでしょう。
車に乗っていたりすると気がつかないような、道端に咲く花にだって歩くからこそ目につくのです。
そうした季節を感じながら歩くということは、実に気分のいい時間になります。
歩くといっても、実際にはかなりのエネルギーを消費して行きます。
特別な運動をしないでも、歩くというだけでも健康にはかなり貢献するのです。
ウォーキングというと、速足で歩く感じがありますが、普通に歩いても人間の体にはいろいろな負荷をかけています。
人間が歩くためには、いろいろとある大腿筋を活用しながら、伸ばしたり縮めたりしながら歩くことになるため、エネルギーを消費することになるのです。
さらに、腕の筋肉も使いますし、地球上にある重力にも耐えなければいけないのですから、体にとっては大変な動作だといえるでしょう。
人間にとって歩くということは、それだけ神経も使わなければいけません。
総合的に活動することが、歩くということになるのです。
意識して歩くということ
体の各所を動かすことになるウォーキングの場合、それだけエネルギーを使うことになります。
最初のうちは血液中のエネルギーを使い動きますが、もっと大きなエネルギーが必要になると、体の脂肪をエネルギーに変えて動くようになるのです。
さらに、歩くという動作は、有酸素運動であるということも注目しなければいけません。
酸素を使いながら燃焼させることができると、脂肪の燃焼を効率化させるのです。
酸素を取り入れながらですので、疲労物質もできにくいことも忘れてはいけないでしょう。
問題は、どれだけ歩けば効果が出るのだろうということです。
よく万歩計とにらめっこしている人もいますが、問題は距離ではありません。
時間ということのほうが、脂肪の燃焼には重要になるのです。
人間の体の脂肪を使い始めるのは、有酸素運動のように、緩やかな運動量を20分以上行ってからになります。
それまではほとんど燃焼しないのですから、最低でも20分以上の運動が必要なのです。
あくまでも連続でということになりますので、普段の歩くということでは痩せるというところまではいかないといっていいでしょう。
それでも、歩くということは、有酸素運動なのであり、ダイエットに使うことができる運動であることは間違いありません。
一日の歩数が多いほうが、時間も長くなりやすいため、燃焼する可能性は高まりますので、ちょっと意識して取り入れていくことがポイントとなるのです。