アイソメトリックスとは?

引き締め効果抜群といわれるアイソメトリックスとは?

夏になるたびに、私ダイエットする!と宣言される女性も多いのですが、夏、猛暑、酷暑と呼ばれるほどに厳しい環境になっている日本で、汗をだらだら書きながら運動するというのもかなりきついもので、結局三日坊主・・・という人も少なくないでしょう。

でも夏ですから、露出度の高い洋服がどうしても多くなりますし、やっぱり他の人に負けないように素敵なスタイルで露出したい・・・と思う気持ちもわかります。
引き締めるのって難しいと悩んでいる方にこそ知ってほしい方法が、アイソメトリックスという方法です。

この方法はとても簡単な動きによって全身をきれいに引き締めてくれるという痩せたい人待望の方法として、今注目を集めているのです。

アイソメトリックスとはどういう事なのか?

アイソメトリックスというのは、等尺性筋収縮というものです。
なんだかわからない難しい言葉ですが、腕相撲をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。

腕相撲を行う時には当然相手を負かすつもりで反対側に力を込めて相手の腕を倒そうと必死になります。
しかし相手も自分を負かそうと同じように力を入れてきますので、対戦している二人の力が同じくらいならあまり動きがありません。

この状態を等尺性収縮といいます。
筋肉の長さを変えることなくずっと収縮した状態、この状態が等尺性収縮で、この力を利用した方法がアイソメトリックスです。

アイソメトリックスはこうして行う

同じ姿勢を保ちながら鍛えたい筋肉に6割から7割程度の力を加えて7秒間キープし、その体勢でいる時には呼吸を止めることなく、筋肉に集中します。
呼吸を止めてしまうと血圧が上がってしまうので、呼吸をしっかりしながら行います。

こうした方法なのでやろう!と思いついたときにいつでもどこでもできます。
自宅でも簡単にできる方法で、テレビを見ながらでも可能なので気楽にチャレンジしましょう。

二の腕の「振袖状態」アイソメトリックスで何とかしましょう

夏に一番気になる所といってもいい二の腕の振袖状態、ここをアイソメトリックスする方法です。
両手を胸の前に伸ばして、掌、腕全部を押しあうように腕の内側に向かって肩の力を抜いて姿勢を整えます。

息を吐きながらおへそは正面を向けたままで右側にゆっくり腕を真横に移動させます。
7秒間キープしたら息を吸いながら戻ります。
反対も同様に行いますが、急ぐ必要もなくほぼ7秒行えばいいというくらいの気楽な気持ちでリラックスして行います。
左右3回、ここらへんの筋肉が動いているな?と思いながら行うと効果的です。

全身に効果があるアイソメトリックス

四つん這い(犬が立っている時のような姿勢で膝をついた格好)になり、そのまま肩の真下にくるように肘を床につけます。
そして、両手を握りこぶしにして、腕を三角形(手を顔の下に持っていくような感じ)にします。
肘が横に開きすぎると力が抜けやすくなってしまうので、肘は方の真下の位置にしっかり固定します。

その姿勢のまま、肘を床か離して、足を伸ばしつま先で床を押すようなイメージでお尻、背中、頭が平行になる様にキープします。
どうしても呼吸を止めたくなりますが、止めずに、ゆっくり呼吸を行いながら7秒間キープしたら戻します。

ちょっと筋肉量がない人はプルプルする運動なので、無理せず、慣れない方は1回から始める方がいいでしょう。
慣れてきたら3回くらい行うと効果的です。