アーモンドの健康効果

アーモンドの栄養価を健康に活かそう

アーモンドというとおつまみで頂いたり、スイーツにいれたり、最近は飲み物も登場して、ちょっとしたブームになっています。
アーモンドはバラ科の植物で実はリンゴなどと同じ仲間であり、食用として利用されるのは、その実の種部分です。
カリッと香ばしくかみしめると味がどんどん出てきて、好きな方は多いです。

アーモンドは非常に良質な植物性蛋白質の宝庫といわれ、必須アミノ酸、またそのほかのアミノ酸などがバランスよく豊富に含まれています。
アーモンドに含まれるたんぱく質の割合を見ると、ほとんど肉類と変わらないというくらいで、小皿に1杯程度頂けば、牛乳150mlを摂取したと同じたんぱく質を摂取できます。

必須アミノ酸は体内で作る事が出来ないアミノ酸ですが、人の体に必要不可欠なアミノ酸なので、しっかり摂取することが必要です。
この必須アミノ酸の中でも体内リズムを調節するL-アルギニンと呼ばれるアミノ酸が豊富というのも、アーモンドの特徴です。

話題の不飽和脂肪酸が豊富というのも魅力

脂肪には飽和脂肪酸と一過不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸という種類があり、飽和脂肪酸は動物性油脂に豊富です。
しかし飽和脂肪酸は、人にとって必要とされる栄養素は含まれていないため、あまり摂取しないほうがいいとされる脂です。

多価不飽和脂肪酸は、私たちの身体に必要とされる不飽和脂肪酸の一種で、多価不飽和脂肪酸には、αリノレン酸とリノール酸という必須脂肪酸が含まれています。
必須脂肪酸というのは、体内で私達が作る事の出来ない脂肪酸で、多価不飽和脂肪酸は体内環境を整えるという働きを持っています。
しかし非常に構造が不安定な脂肪酸なので、過熱する事によって悪性トランス脂肪となってしまうため、サラダのドレッシングなどに利用するといいでしょう。

一過不飽和脂肪酸は代表とされるオレイン酸に見られるように体内環境を整える働きがあるとされていて、多価不飽和脂肪酸のように簡単に酸化しない特徴を持っています。
有害な過酸化脂質を作りにくいため、体に悪い影響を与えにくい脂肪酸です。
アーモンドに含まれるのは、この一家訃報お輪脂肪酸のオレイン酸で、不規則な生活という方にとって、健康効果が期待できる食材とされています。

食物繊維も豊富

ビタミンが豊富、またアーモンドにはミネラルも豊富で、マルチミネラルビタミンのサプリメントともいえるほど、ミネラルが実に多く含まれている食材です。
マグネシウム、カリウムなどは精神を安定させる働きを持っているミネラルで、アーモンドに豊富に含まれているため効率よくミネラルを摂取できる食材ともいえるのです。

また女性にとってうれしいのは食物繊維が豊富という点です。
ナッツ類は繊維質を非常に多く含んでおり、不溶性食物繊維なので体内環境を整える効果が高いとされています。
便秘がちな方にもおすすめですし、よくかみしめて食べると満腹感があり、ダイエットをサポートしてくれる食材にもなりそうです。