インターバル速歩のメリットとは

最近は運動の大切さが認識されるようになっているのですが、なかなか思うように運動できなくて悩んでいる人もいるでしょう。
そのような人におすすめの方法がインターバル速歩です。
こちらは高齢者でも無理なくできる運動であり、お金をかける必要がなく、効率的に実践できます。
具体的にはゆっくり歩きと早歩きを交互に行うという方法となっています。

こちらの方法は強度の強い運動を長時間続けるわけではないことがメリットです。
早歩きを行うのは3分間であり、その後にゆっくり歩きを3分間行います。
この程度であれば、中高年であっても問題なくこなすことができるでしょう。

健康のためにしっかりと運動しなければいけないと考えると長続きしません。
インターバル速歩であれば、無理なく続けることができ、運動が苦手な人でも安心して続けられるのです。

インターバル速歩の効果

インターバル速歩によって筋力をつけることができ、体力をアップさせられるでしょう。
中高年になるとどうしても筋肉が落ちてしまい、体力がなくなってきていることを実感します。
そのような状態が続いてしまうと事故や病気、怪我のリスクが上がってしまいとても危険です。
そこで、インターバル速歩を実践することによって、しっかりと筋肉をつけて、健康的な生活を送れるようになります。

また、筋力をつけたことによって姿勢が改善されます。
筋力や体力がアップすることによって、新しいことにチャレンジできるようになるでしょう。
人生の楽しみを増やすことができたり、自信をつけたりすることが可能です。
生活習慣病の予防や改善の効果を期待することもでき、高血圧や肥満に大きな効果を発揮するでしょう。

インターバル速歩の方法

インターバル速歩の具体的なやり方としては、ややきつい程度の早歩きをして、その間にゆっくり歩きを挟むことです。
ややきついとは、全速力の6割から7割程度であり、この速度で3分ほど早歩きします。
3分早歩きをしてみたときに、息が弾んでしまう程度の速度を心がけましょう。
そして、早歩きのあとに疲れないゆっくり歩きを3分行い、これを1セットとします。

そして、これを1日5セット以上行い、さらに週に4日以上行うとさまざまな効果を期待できるでしょう。
できれば、早歩きを1週間で60分行えるようにすることが理想的です。
1日にまとめて早歩きで60分歩いたとしても問題ありません。
ほどほどにきつい程度の運動をする習慣をつけることが大事なのです。

ただし、普段運動をする習慣のない人にとってはつらいと感じることがあるかもしれません。
最初のうちは少しずつ試していき、徐々にセット数を増やしていくようにしましょう。
健康のためにインターバル速歩を行うのに、それで健康を害してしまっては意味がありません。