腰回しダイエットの効果とやり方
腰回しダイエットとは?
腰回しダイエットは、その名の通り、フラフープを回すように、腰を回す運動です。
ただしフラフープは使わず、その場で腰を回して運動していきます。
腰を回すだけで運動できるので、場所を取らず簡単に行うことができ、いくつもの効果を得られます。
腰回し運動は、ダイエットに良いのはもちろん、骨盤の歪みも直すので、骨盤や内臓にも良い運動です。
・内臓の位置を正しい位置に戻す
お腹が出るのは、脂肪が付くのと同時に、骨盤の歪みも関係してきます。
骨盤は内臓の受け皿ともなるので、骨盤が歪むと、内臓も歪み、お腹を出してしまうのです。
そこで内臓周辺の筋肉を鍛えると、歪んだ骨盤と内臓を整え、元の正しい位置に戻り、お腹も引っ込めてくれます。
特に太っていないのにお腹が出ている人は、骨盤が歪み内臓の位置が下がっているかもしれません。
・代謝が上がりむくみを解消
骨盤の歪みを解消することは、血液やリンパの流れも良くしてくれます。
体のパーツが正しい位置に戻り歪みが無くなるので、血液やリンパもスムーズに流れやすくなるのです。
これによって代謝も良くなり、脂肪も燃焼しやすくなり、痩せやすい体にしてくれます。
さらには血液の流れが良くなると、体に溜まっている余分な水分も、体から出しやすくなります。
そのために、むくみ解消にも腰回し運動は役立ちます。
・便秘解消
骨盤が歪み内臓が歪むと、それは腸にも影響してきます。
大腸が歪めば、便が出にくくなってしまい、それによって便秘を引き起こします。
骨盤の歪みを直すことは、便秘解消にも役立つのです。
やり方と注意点
腰回し運動を行うときは、フラフープを回すように腰を動かすだけで良いです。
ただやり方としては、フラフープのときとは少し違います。
まずは足を軽く開いて立ち、腰を気持ち程度軽く低くします。
腰を回す前に、腰に手を当てます。
そして腰をおへそを中心として、右回りでも左回りでもどちらでも良いので、30回回します。
30回終わったら、今度は逆方向に同じように30回回します。
腰を回すときは、上半身は動かさず、腰だけを動かして回すようにします。
そのために、腰に手を当てて、上半身を動かないように固定して回すと行いやすいです。
上半身の一緒に回すと、上半身全体を回すことになるので、腰回し運動の効果が薄くなってしまいます。
腰を回すときは、自分のペースでゆっくり動かして回すようにします。
いくら効果を高めたいからといって、早く腰を回すと、腰を痛めてしまう可能性もあります。
腰を痛めれば立っているのも、座って背筋を伸ばすのも辛くなり、日常生活に影響が出ます。
ゆっくり腰を回しても効果があるので、無理せず腰を痛めないように行いましょう。