驚異の運動効果です!タバタ式トレーニングについて

タバタ式トレーニング

立命館大学の田畑泉氏が考えたトレーニング方法であり、テレビでも紹介されたので知っている方もいるかもしれません。
行い方はとてもシンプルであり、20秒運動して10秒休むというような運動を1セットにして、これを全部で8セット行います。

もともとはスピードスケート選手のために取り入れられたトレーニング方法ですが、それを田畑泉氏が検証し、誰でも行いやすくアレンジしてくれました。
トレーニングジムでも取り入れられている運動なので、その効果はあるといって良いでしょう。

効果について

タバタ式トレーニングは、有酸素運動と無酸素運動を一緒に行うことができ、有酸素運動で脂肪を燃焼させ、無酸素運動で基礎代謝を上げられます。
ウォーキングなどの有酸素運動と、筋トレの無酸素運動を同時に行うようなものなのです。
基礎代謝を上げながら脂肪を燃焼させていくので、ダイエット効果が高い運動です。
通常のダイエット運動やトレーニングよりも、体脂肪を減らしやすい運動とも言えます。
しかも短い時間で行うことができるので、日頃忙しい人でも出来ます。

さらには運動不足解消にもなり、無酸素運動も行うので筋トレになり、体力向上も見込めます。
運動不足解消で生活習慣病予防もでき、筋トレのような運動によって、持久力と体力向上が期待できます。

タバタ式トレーニングのデメリット上げるとすると、それは体への負担の大きいきつい運動だということです。
短い時間で、ウォーキングや筋トレと同じ効果を出すので、それだけ凝縮された運動になります。
一般的な運動の3倍程度の負荷を掛けて行うので、相当体に負担のある運動と言えます。
また、どちらかというと脂肪燃焼よりも、持久力や体力向上のための運動とも言えます。

行い方

タバタ式トレーニングの行い方としては、20秒間の間に運動をして、10秒間休みます。
これを6~7セットぐらい行って終了となります。

・20秒間で行う運動

20秒間の間には、腕立て伏せ、スクワット、エアロバイクなどの運動を行います。
ポイントとしては、如何に心拍数を上げて行うかということになり、動作はシンプルで動きが多きい運動が適しています。
運動はいくつか取り入れるようにして、その中にお尻やふとももなど、体の大きな部分の筋肉を使う運動を1つか2つ取り入れます。

・10秒間で休む

20秒間運動したら、次の運動の準備する、足踏みして体をほぐすなどします。

例えばやり方としては、スクワット20秒間、休憩10秒間、腕立て伏せ20秒間などと、トレーニングの中では、いくつか運動メニューを用意し、10秒の休憩を挟み、それを全て行います。
すべて行うと1セットと数え、1セットを6回から7回ぐらい行います。
6回か7回行うと疲れ果てもう動けないぐらいにしないとならないので、1日何回も行うような運動ではありません。