ダンベル体操のコツ

男性にも女性にも人気の高い筋トレ

以前は女性の場合、細くて華奢で女の子らしい体になりたいという方が多かったのですが、最近は出ているところはしっかり出ていて、体がしっかり引き締まっているという状態、また腹筋がきれいに割れているのを望むという女性も多くなっています。

モデルさんを見ても腹筋にうっすら線が入っている状態という方が多く、体を鍛える、しっかり運動して健康的な美しさを持っている体が好まれていることがわかります。
アイドル、タレントさんも昔のように細すぎる・・・という人は少なく、体が引き締まっていて見るからに健康そうな美しい方が多くなっていると感じます。

男性も昔は細マッチョと呼ばれる細くて筋肉質という方がモテていたといいますが、最近はがっちりした男性を好む女性が多くなっているといいます。
腕、腹筋、また背中もきっちり引き締まっている男性がモテる、現代のモテ男という感じでしょうか。

そこで注目されているのが、筋トレ、ダンベル体操など、自宅でもできるトレーニングです。
女性もダンベルを利用して少し負荷をかけたエクササイズを行うだけで、普段のエクササイズよりずっと効果の高いトレーニングができます。
どのような体になりたいのか、という事を考え負荷コントロールしながらできるというのが、ダンベル体操の魅力といえます。

ダンベル体操を行う際の注意点

ダンベル体操はエネルギーをしっかり使う運動になりますので、食事のすぐあと、また極度にお腹がすいている時、早朝など起きたばかりの状態で行うのは危険です。
筋トレなど含めた運動はいずれも、食後30分以内に行う場合、血糖値が高い状態となっていますので、体内の糖分が消費されるだけで、脂肪燃焼効果が低く筋肉も付きにくいといわれます。

脂肪燃焼効果を高くし筋肉を効率よくつけていきたいという人は、食事をとってから2時間から3時間経過してから行うことが理想的です。
また、常に筋トレ、運動などを定期的におこなっているという方はいいのですが、日頃体を動かしていない、はじめて筋トレ体操などトレーニングを行う場合、ストレッチなどを事前に行い、筋肉、腱などを伸ばしておく方が安心です。

ダンベル体操の基本は正しい姿勢です

ダンベル体操は正しい姿勢で行う事でより効果が高くなるといわれていますので、基本的に正しいフォームを作る事から始めます。
ダンベルを握る基本として、取っ手部分の中心部を掌で握るというイメージです。
親指と人差し指でギュッとダンベルをしっかり握り、その状態で両足を肩幅くらいに開いて、真正面を見つめます。

ダンベルの向きは、手首を内側に傾けているような状態で自然に下におろしておきます。
手首を無理にそらせて持っていると手首の靭帯などを傷める要因ともなりますので手首を内側に、負担をかけないように握ります。

ダンベル体操はゆっくり・・反動を付けずに行う

ダンベル体操は反動を使ったり、勢いで行う運動ではなく、ゆっくり、筋肉に負荷をかけながら行う運動です。
今、この筋肉に効いているなという事がわかるくらい、ゆっくり、焦ることなく一定のペースで行う事、勢いをつけてごまかさないことが大切です。

瞬発性の筋肉といわれる白筋ではなく、持続性の高い赤筋を鍛える事が目的となりますので、赤筋の毛細血管が多い場所で酸素がたくさん供給されるという特性を活かして効率よく運動する事が大切なのです。

利用する筋肉によってポーズ自体は変わりますが、ダンベルは常に「上下に動かす」ということが基本です。
正しいフォームで正しいスピードでじっくり行うと、自然と筋力もついて引き締まり、脂肪燃焼効果の高い体にする効果が期待できます。